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2020.05.08 Friday

〈総合本部〉下村

Category : その他

 

 

 

 

 

 

部内では皆さんに紹介できないような×××な本を紹介しており、

HPに登場することはもうなくなるかと心配しておりましたが()

 

久々の登場となりました 下村です。

 

 

 

今回は「結末に納得がいかない本」を紹介することになり、

自分が選んだのは、「八日目の蝉」角田 光代著です。

 

 

第一章のあらすじとしては、野々宮希和子は不倫相手(秋山丈博)との子供を妊娠したが、

いずれ別れると期待し、今回は中絶する。

 

そのあと不倫相手からの連絡が途絶えたのは、自分と一緒になるための準備をしている

と思っていた希和子だったが、実はその不倫相手の妻(秋山恵津子)が妊娠していることを知ります。

 

その赤ちゃんを一目だけでも見てみたいと、二人が外出している隙に家に忍び込み、

咄嗟にその女の赤ちゃん(秋山恵理菜)をさらってしまいます。

 

 

そこから、希和子の逃亡生活が始まるのですが、

 

3年半逃げ続けた挙句、祭りの日に希和子と秋川恵理菜の写真が

アマチュアカメラマンコンテストで佳作を受賞し公開され、

逃げようとしたフェリー乗り場で警察に捕まってしまいます。

 

第一章の結末はまぁそうなるだろうなぁと納得しましたが、

 

 

 

第二章が気に入らない!!!

 

 

 

第二章は大学生になった秋山恵理菜の視点で描かれていて、自分を誘拐した

野々宮希和子を恨みながらも、今の自分は女癖の悪い、だらしない家庭のある男(岸田)と不倫し、

その人の子供を妊娠している。まるで希和子と同じ道を歩んでいることに愕然とします。

しかし、自分は他人の子供を誘拐するような馬鹿なことはしないと、不倫相手と別れ、

子供を産むことを決意します。

 

 

そんなとき、逃亡生活をしていた時に身を寄せていたエンジェルホームの仲間 安藤千草と再会し

小豆島とエンジェルホームへ行こうとします。その道中、小豆島へのフェリー乗り場で、

出所した希和子と秋山恵里菜は同じ場所でひと時を過ごすも、お互い気づかず、そのまま結末を迎えます。

 

 

 

「3年半一緒に暮らしたのに、なんでお互い気づかないんだろう。結末に納得できない!」

 

 

と部内で言うと、

 

「本当の親子じゃないから、わからなかったんじゃない?下村はそう思わなかったの?」と・・・。

 

 

「八日目の蝉」の小説も映画もみたことのないMr.k

咄嗟に言われ、ハッと気づかされました。

 実際、姪っ子は現在14歳ですが、3歳の時と顔が全く違っているので、

“他人だったら絶対というほどわからないだろうなぁ”と納得しました。

 

 

 

すると高須さんが、

「点検で数年後に会った子供さんは全然顔が違う。」と言われたので、

やっぱり自分の実の子なら、直観でわかったかもしれませんが、

実の子ではないから、お互い気づかずの結末だったんだなと納得しました。

 

 

著者もそういうことが伝えたかったのか、深いな~。と思い、

自分が気づかなかったことも気づかせてくれる 

そこが総合本部のいい所!!!だと改めて思いました。

 

 

 

 

 

下村

 

 

 

 

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