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2024.04.28 Sunday

新築での流行キーワード「1階寝室」のメリットとデメリットとは

Category : お役立ちコラム

 

 

最近は和室の需要減少に伴うことと、家事動線などの観点から2階建ての1階部分に寝室を設けるケースが増えています。1階に寝室があるので平屋に近しい間取りになってきますが、そのメリット、そしてデメリットを解説していきます。ぜひ間取りの参考に。




最近、間取りのご相談を受けているとよく出てくるキーワードとして「1階寝室」というものがあります。

 

これは住宅業界全体の流行りでもありますが、1階に寝室をあえて持ってくるその理由を探っていきます。

 

なぜ1階寝室が流行っているのか?デメリットなども含めて解説します。

 

それでは早速記事の要点から見ていきましょう。




・2階建ての1階にLDK・寝室・水まわりがあることで、洗濯にかかる家事動線の短縮につながる


・現在の新築は長期優良住宅など、昔の家に比べて耐久性が高いため、長く住み続けることを前提にした家づくりの場合、1階に寝室がある方が将来的な使い勝手が良い


・1階寝室は、平屋がほしいものの、土地の面積やコストなどで2階建てにする方に選ばれている傾向にある


・1階寝室のデメリットは、総二階(1階と2階の面積が同じ2階建て)に比べて建築の総コストがアップすること

 



1. 1階寝室が人気になっている理由

 

まずは、1階寝室が人気になっている理由をお伝えします。

 

理由は3つあります。



・和室の需要減少

 

・家事動線の短縮化

 

・年をとってきた将来、階段の使用を最小限にすることができる(家の長寿命化)



この3つが、1階寝室が増加している理由になります。

 

それぞれの理由を少し深掘りして見てみましょう。



1-1. 和室の減少

 

出典:株式会社AQ Group

 

大信でも新築を検討される方で、和室がほしいという方は年々減ってきています

 

これは全国の統計でも同様のことが言え、株式会社AQ Groupの調査では2009年に61件だったものが41件に減少と、約3分の2になっています。

 

もっとも、昨今は和室というより、タタミコーナーとしてプランすることがほとんどで、客間としての純和室は相当数が減っています。

 

そんな状況の中、何が増えているかと言うと、リビングや洗面所、収納の面積が増えたり、和室→寝室に変わったりしてきています

 

時代背景からも、多世帯の家族が同居するような方(いわゆる、サザエさん家族のようなパターン)が年々減ってきており和室の必要性がなくなっています。

 

コロナ禍なども影響し、人の家に訪問するという機会も減っているのも1つの時代変化と言えます。



1-2. 家事動線の短縮化

 

新築を検討される方、特に注文住宅を考えている方は、自分なりの家事動線を考えたりするのも楽しいですよね。

 

建売でも、家事動線が考えられた物件が人気となっており、共働きが多い現代において新築での必須検討ポイントでもあります。

 

1階に寝室があると、なぜ家事動線が短く効率が良くなるのか?

 

それは洗濯物を干して、各収納にしまいに行く際の動線が短縮化できることがあげられます。

 

2階建てで、1階部分にLDK・水まわり(洗濯機)・寝室(ウォークインクローゼット)・があると、おおよその生活が1階で完結してしまいます。

 

家事の中で面倒かつ時間がかかる洗濯ですが、洗濯物を乾かして各部屋に持っていくという作業があります。

 

例えばランドリールームで干した洗濯物の隣が、主寝室のウォークインクローゼットだった場合、乾いた洗濯物をそのまま横に移動するだけで洗濯が完了します。

 

このように、バリアフリー的な観点だけでなく、寝室に付随する収納スペースや、水まわり動線との関係性を考えながら間取りを考えると1階寝室の魅力がグッとあがります



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1-3. 将来的に階段を使わず生活ができる(建物の長寿命化が背景に)

 

現在の新築は長期優良住宅など、昔の家に比べて耐久性が高くなっています

 

昔の家の平均寿命(新築~解体まで)は約30年といわれており、ちょうど30~40歳で家を建てた場合、定年頃には家の建て替えなどを検討しないといけない時代でした。

 

昨今は、長く住み続けることを前提にした家がほとんどになっており、定年後もその家に住み続けることを前提に家づくりを考える方が増えてきています。

 

そのため、足腰が弱ってくることを新築時から見越して、1階に寝室を設ける方が比例して増えてきます

 

出典:大阪市

 

上図は、大阪市内の年齢別の家での転倒や転落事故の件数を示しています。

 

人間だれしも年齢を重ねていくと、このような家の中の転倒事故が増え、そのもっとも危険な場所が階段とも言えます。

 

このように将来的な使い勝手や安全性まで考えて、階段を使わずに生活ができるような間取りが人気になっています。



2. 1階寝室のデメリットはコスト

 

一方、1階寝室のデメリットは、総二階(1階と2階の面積が同じ2階建て)に比べて建築の総コストがアップすることです。

 

これは平屋でも共通して言われることで、その大きな理由は基礎および屋根の面積が、2階建てに比べて大きくなることが原因です。

 

平屋だけでなく1階に寝室を持ってくるプランの場合も、1階に面積の比重がいきますので、どうしても総二階のプランに比べて1階の方が面積が大きくなります。

 

そして、そのプランが入る土地の面積も必要になってくるため、建物と合わせて土地の費用も、一般的な2階建てを建てるより増える傾向にあります。

 

郊外に土地がある、もしくは親族から土地を譲り受けるなどの条件があると1階寝室プランは設定しやすいでしょう。



3. 1階寝室プランは平屋と2階建ての良い所どり

 

1階寝室を要望される方の中には、平屋に憧れを持っておられる方が多いです。

 

ただし、先ほど申し上げたデメリットであるコスト条件が合わない、または希望エリアに大きな土地がない場合、平屋のメリットを活かした2階建てとして検討する方もいます。

 

平屋ほど1階の面積が大きくならないため、コストの上昇率も抑えることができます。

 

また、お子さんがいる家庭でも子供部屋や収納スペースを十分に確保することを考えると、2階建てとの折衷案である「2階建てで1階に寝室があるプラン」というのがちょうどよくなってきます

 

家事動線を優先する場合も、将来性を考えた時も使い勝手のよい1階寝室プラン、収納動線とも絡めながら、みなさんの使い勝手の良い間取りを想像してみましょう。



4. まとめ

 

1階寝室プランは昨今の住宅事情や、家庭事情を反映して人気が出てきている考え方の1つです。

 

実際、平屋の人気は高いものの、全国でも地方県は伸び率が高いですが、首都圏や愛知・大阪などの土地の価格が比較的高い地域ではまだまだ平屋は難しい傾向にあります。

 

そんな中、和室としてプランされるようなスペースを寝室にしてみることで、使い勝手なども高まっていくでしょう。

 

タタミコーナーも、いまいち使うか使わないか…のような感じであれば、思い切って寝室に切り替えて考えてみると選択肢の幅が広がります

 

大信では西尾市を中心に建売・土地の販売を主に展開していますが、注文住宅も承っておりますので、土地に合わせたご要望もお気軽にご相談ください。

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